エアロパーツ購入前の注意点

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◆エアロパーツの取り扱いに関して・・・

●弊社ではエアロパーツの塗装作業、取り付け作業は行っておりません。塗装、取り付け作業はお近くの板金塗装工場様などにご依頼ください。

●弊社エアロパーツは製造時及び出荷前に品質のチェックを行っておりますがFRPの性質上、 気泡、小傷、小ヒビなどが発生する場合がありますので下地作業時に必要であればパテ修正を行って下さい。
破損の大半が輸送中に発生しています。 輸送途中の破損(破片が箱の中に残っていたり、箱に外傷がある場合)に関しては製品到着後7日以内に輸送会社にご相談願います。
万一、製品不良などがございましたら製品を検査させて頂きますが塗装後、加工後のクレームには応じ兼ねますので予めご了承願います。

●エアロパーツ(FRP製品)は通常のスチール製品と異なり、塗装前に修正、加工を必要とする場合がありますので、下記の手順で作業願います。
また、塗装につきましても通常のスチール製品とは作業方法が多少異なりますので、下記の手順でお願いいたします。

1.最初にお車と商品のタイプが合っているか、商品の間違いが無いか、不良が無いか、付属品の過不足がないかをご確認下さい。もし、間違いや過不足がある場合は商品到着後、2週間以内にご連絡ください。2週間以上経過した商品に関しては対応致しかねます。また、塗装後の商品に関しては返品、交換などの対応は一切できません。商品を必ず確認後、塗装作業にかかってください。
2.装着前に製品を現車に合わせ、ボディ面との合い、取付け穴位置を確認して下さい。
3.ボディ面との当たりが強い部分、合いが悪い部分はパテやサンドペーパー等で修正してください。
4.スポンジ等に石鹸水を付け製品を水洗いし、剥離材やワックス等を落として下さい。
5.製品と塗装の密着性を良くするために、サンドペーパーで塗装する面全体をサンディングします。 その際、細かい段付き部分も丁寧にサンディングして下さい。このサンディングが不十分ですと、後で塗装の剥がれやクラックの原因となります。
6.製品を乾燥させた後、2~3回サフェーサ塗装を行って下さい。サフェーサ処理をする事により塗装の密着性や艶が良くなります。
7.サフェーサ塗装が乾燥後再度サンドペーパーでサンディングを行います。
8.乾燥後は通常通りの上塗を行って下さい。焼付塗装の場合、焼付温度を40℃ 以上に上げますと製品が変形したりクラックが入る場合がありますので焼付温度には十分ご注意下さい。
9.取付けの際、両面テープを使用する場合は、 本品及びボディのホコリ、油分を十分に取除き固定位置を確認してから貼付けて下さい。
(※車両誤差などで付属の両面テープ、ビス等での取り付けが困難な場合は市販の両面テープ、ビス、接着剤などを用いて取付してください。)

●CUPスポイラー、ちょこっとフェンダーなどのFRP製商品に関しても上記と同様です。予めご了承ください。

●カーボン商品は表面のツヤを保護するためクリア塗装することを強く推奨します。クリア塗装せずに、太陽光や紫外線に当たり続けた場合、くすみや濁りが出る場合があります。カーボンボンネットにつきましては、耐熱樹脂を使用し、耐久性にこだわって製作しておりますが、いずれも永久的なものでは無く、クリア塗装しない場合は同様にくすみや濁りが出る場合があります。

●ソフトレジン製品に関しては、塗装する際に軟化剤を入れて施工してください。

●エアロパーツは受注生産品であるため、お客様都合の返品やキャンセル、交換は承れません。商品到着後、2週間以上経過した場合は商品の間違いや付属品の過不足があったとしても対応致しかねます。

●一部製品によっては改造許可が必要な場合があります。

●予告なく価格。仕様の変更を行うことがありますのであらかじめご了承下さい。

◆エアロパーツ(FRP製、カーボン製ボディーパーツ)の車検に関して・・・

純正バンパーへ被せて装着するリップスポイラーやハーフスポイラー(CROSS フロントリップスポイラー、CUPスポイラーなど)フェンダー用パーツ(ちょこっとフェンダーなど)は、特別な手続き無しにそのまま車検に通る場合もあります。

純正バンパーと交換するタイプのバンパースポイラー(CROSS STYLE バンパーなど)は、基本的に車検証の記載変更を行う事で車検に通す事が可能です。

しかしながら車検の基準についてはグレーな部分が多く、バンパータイプのスポイラーでも「そのまま車検に通った。」というケースも聞かれます。逆も然り。

リアウイングに関しても、スポイラー扱いする検査員と、GTウイング扱いする検査員とで合否が変わる場合があります。(※)

エアロ パーツが原因で車検に通らなかったというケースでは、延長加工で極端に車高が低い、極端に全長をはみ出している、後付したカナードの角が鋭い為に人を傷つ ける恐れがある、取り付け方法が悪くガ タつきや脱落の恐れがあるなど、極端な理由がある場合が多いようです。

また一部のディーラーでは違法改造撲滅の為、独自に車検検査基準よりも厳しい基準を設け、その基準を満たさない車輌の車検を一切受け付けないという店鋪も あるようです。

このような場合、「別の車検取扱い業者に相談したところそのまま車検に通せた。」というケースもあるようです。

車検の基準には地域差などもあるようですので、お住まいの地域の車検取り扱い業者様やエアロパーツ取扱店にご相談される事をお勧め致します。

参考文献:http://www.aiseishin.jp/qa/shiteibuhin2.pdf

※Extricリアウイング車検に於いての解釈について・・・・
参考画像:自動車検査ハンドブック 令和4年版より抜粋(P222~225)第18条8-28

Extricリアウイングは形状的に参考画像内「ウイングを有しないエア・スポイラ」と同じ形状であるので、GTウイングに決められた20mm以下の隙間、端部から最外側から165mm以上のルールで車検非対応にならないと考えております。

しかし、こちらに於いても先に説明した理由から車検に通らない場合もあります。

エアロパーツのご注文の際は以上のことを全てご了承の上、発注してください。

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